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ニューラルネットワークによる顔画像情報からの男女識別

研究課題

研究課題/領域番号 05780309
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関大阪電気通信大学短期大学部

研究代表者

光本 浩士  大阪電気通信大学短期大学部, 電子情報学科, 講師 (30249453)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード顔識別 / ニューラルネットワーク / 男女識別 / パターン認識 / 頭蓋骨
研究概要

本研究では、ニューラルネットワークを用い、顔画像からの男女識別の実験を行った。また、男女識別が顔の骨格情報によっているとの仮説から、対象を顔の画像から頭蓋骨画像に変更し、男女識別およびどの部分が影響しているかについて実験を行った。
1.顔画像変形を利用した典型顔の探索
グラフィックス処理により、ニューラルネットワークに学習させた顔データの鼻などの造作物を変形させ、男女識別実験を行った。結果として、目を大きく変形させると女性らしくなり、鼻を大きくすると男らしくなるというデータが得られた。
2.異なる解像度画像を用いた頭蓋骨画像からの男女識別
解像度の異なる頭蓋骨画像からの男女識別実験を行った。画像データ数は、男女それぞれ10個で行い、未学習データによって認識テストを行った。解像度は、8×8,16×16,32×32,64×64のサイズで行い、最高75%の正解率を得た。この結果、いままで不可能とされてきた頭蓋骨画像からの男女識別が可能であることがわかった。また、学習済みネットワークに対する入力パターン変化による反応を調査することによって、目の周囲と額付近の情報が男女識別に関連することが判明した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田村進一: "ニューラルネットワークによる8×8粗解像度画像からの男女識別" 日本医用画像工学会大会. OG-10Vol.11,No3. 295-296 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 河合秀夫: "ニューラルネットワークを利用した解像度の異なる目鼻顔による男女識別解析" 制御学会SICE,93. 110E-6. 397-398 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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