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音楽の意味構造に基づくマルチメディアデータベースの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05780320
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関大阪大学

研究代表者

下條 真司  大阪大学, 大型計算機センター, 助教授 (00187478)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードマルチメディアデータベース / 楽曲の生成理論 / 音楽情報 / 同期
研究概要

本研究では,ミュージカルのためのマルチメディアデータベースを例にとり,音楽の意味構造に基づくマルチメディア情報の構造化を行ない,データベースに格納し,この意味構造に基づく検索を行なえるようにすることで,より柔軟な音楽の検索を許すことを目標とした.
そこで本研究では、まず,Jackendoffの調性音楽の生成理論に基づいて、楽曲の構造を分析し、表示するシステムの設計と実装を行なった。このシステムではJackendoffの調整音楽の生成理論に基づいて,楽曲のリズムや和音進行などからなる楽曲構造を解析する.現在、このシステムではグル-ピング構造とビ-ト構造の解析を行なうことができる。このようにして音楽より抽出された意味構造はデータベースに音楽を蓄積し,検索する際のスキーマとすることができる.
さらに,マルチメディアデータベースにおいてメディア間の意味的な同期を表現する手段として適応型連続同期を提案した.たとえば,音楽メディアが映像の音声を表現している場合,両メディアの再生は連続的に同期している必要があるが,システムの負荷の変動などによってこの同期が失われてしまう.通常はどちらかのメディアの再生をとばすことで負荷の変動に追随するがこれだと両メディアの意味的な同期も失われてしまう.そこで,ここでは単に再生を飛ばすのではなく,両メディアが同期を保ちながら,再生を遅らせる適応型連続同期を提案した.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 藤川 和利: "The Synchronization Mechanizm of Multimedia Information in the Distributed Hypermedia System Harmony" Proceedings of the 1st International Conference on Multi-Media Modeling. 275-289 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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