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大腸菌のphoP-phoQレギュロンの解析

研究課題

研究課題/領域番号 05780502
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 分子生物学
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

笠原 恵  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助手 (20243347)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード大腸菌 / 遺伝子発現 / phoP-phoQオペロン / プロモーター活性 / リン酸欠乏 / 炭素欠乏 / 窒素欠乏 / ネズミチフス菌
研究概要

ネズミチフス菌のphoN(酸性ホスファターゼ)遺伝子およびpagC(病原性に関する遺伝子)は、炭素原、リン酸、窒素原、硫黄などの欠乏により発現誘導され、phoP,phoQ遺伝子により調節されている。このphoP,phoQ遺伝子は、大腸菌にも存在し、さらに他の腸内細菌をはじめ下等真核生物である酵母にも存在している。このグローバルな発現調節機構を担っているphoP,phoQ遺伝子に着目し、まずゲノム構造が解明されつつある大腸菌でのphoP-phoQレギュロンの解析を行なった。
1.大腸菌のphoP-phoQオペロンの調節機構の解析
(1)大腸菌のphoP-phoQ,および欠失突然変異株の作成
大腸菌のphoP-phoQオペロンがそれら自身により自動調節されているかどうかを調べるために、まず大腸菌野生型株CSH26のphoP-phoQ,およびphoQ領域にカナマイシン耐性の遺伝子を導入することによりphoP-phoQ,およびphoQ欠失突然変異株を作成した。
(2)大腸菌のphoP-phoQオペロンのプロモーター活性の測定
大腸菌のphoP-phoQオペロンのプロモーター領域を、プロモーター活性測定用ベクターにつなぎ、炭素、リン酸、窒素原の欠乏条件下でのプロモーター活性を(1)で作成した突然変異株を用いて解析した。その結果、大腸菌のphoP-phoQオペロンは炭素、リン酸、窒素原の欠乏により発現誘導が起こり、その発現はphoP-phoQオペロン自身により自動調節されていることが明かとなった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Megumi Kasahara: "Regulation of the phoP-phoQ operon of Escherichia coli: Effect of carbon,phosphate,and nitrogen starvation on its expression" Hyogo University of Teacher Education Journal. 14. 35-41 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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