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各筋分化決定遺伝子と、筋分化初期過程の電気生理学的特質の対応の解析

研究課題

研究課題/領域番号 05780626
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経・筋肉生理学
研究機関(財)東京都神経科学総合研究所

研究代表者

久保 義弘  東京都神経科学総合研究所, 神経生理学研究部門, 主任研究員 (80211887)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード中胚葉系幹細胞 / 筋芽細胞 / 分化初期過程 / 筋分化決定遺伝子 / 内向き整流性K^+チャネル / cDNAクローニング / 発現調節
研究概要

これまで、中胚葉系幹細胞と2種の筋芽細胞を、培養条件の調整により筋細胞へ分化させる系を用い、筋分化初期過程の電気生理学的解析を行い、前者ではT型Ca^<2+>電流や内向き整流性K^+電流が、後者ではTTX抵抗性のNa^+電流が出現するという違いがあることを明らかにした。これは、筋の初期分化決定遺伝子群MyoD,myogeninなどのどの遺伝子が発動するかによって、ことなる分化プログラムが走ることに起因すると考えられる。今年度、各筋分化決定遺伝子により、各イオンチャネル発現がどのように制御されているかを明らかにしていく分子レベルでの研究の第1ステップとして、(中胚葉系幹細胞の分化初期に特長的にみられる)内向き整流性K^+チャネルcDNAのクローニングにとりくんだ。この結果はすでに原者論文(Nature,362 127-133,1973)として発表した。今後さらに、このcDNAをプローブとして、genomic cloneを単離し、その上流域の解析をすすめることによって、内向き整流性K^+チャネルが各筋分化決定遺伝子により、どのように発現の調節を受けているかを明らかにし、各筋分化決定遺伝子のもつプログラムの特質を探っていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] KUBO,Y. et al.: "Primary structnre and fnnctional expression of a monse inward rectifier potassinm channel." Nature. 362. 127-133 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] KUBO,Y.et al.: "Primary structnre and fnnctional expression of a rat G protein conpled mnscarinic potassinm channel." Nature. 364. 802-806 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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