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発生工学・毒性試験のための「ウズラ胚発生段階表」の作成

研究課題

研究課題/領域番号 05780632
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 実験動物学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

都築 政起  大阪府立大学, 農学部, 助手 (70212058)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード実験動物 / 代替法 / 毒性試験 / 催奇形性試験 / 発生工学 / 鳥類 / ウズラ胚 / 発生段階
研究概要

発生工学および毒性試験分野において、ウズラは優れた実験動物になり得ると考えられている。ウズラを用いてこれらの研究・試験等を行う場合、実験計画の段階において、また結果の解析において、基礎知識を提供すると共に対照となる「正常ウズラ胚の発生段階表」が必須である。本研究は、ウズラ胚の外部形態および骨格系の両者について発生段階表を作成し、発生工学・毒性試験等の便に供することを目的として行い、以下の結果を得た。
1.外部形態の発生上の特徴を全孵卵期間にわたって詳細に調査し、これを基に31段階の「ウズラ胚の外部形態発生段階表」を作成した。
2.ウズラ-ニワトリ間で胚時期における外部形態の発生段階を比較した。この結果、これまで同一とみなされていた両者間に、ほぼ全ての発生段階において、胚体の部位によっては発育程度に種差が存在することを明らかにし、ウズラ胚を用いた研究を遂行するためには、ウズラ独自の発生段階表が必須であること示した。
3.骨格系の発生における軟骨形成時期および化骨部の出現時期の特徴を、全孵卵期間にわたって調査し、これを基に15段階の「ウズラ胚の骨格系発生段階表」を作成した。
4.上記の「外部形態発生段階表」および「骨格系発生段階表」は、ウズラを用いた突然変異の研究、発生工学、あるいは催奇形性試験等において、実験計画の段階ならびに結果の解析時の両者において、利用価値が高いと考えられた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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