研究概要 |
(1)エリート女子高等教育機関に在籍する女子大学生対象の調査女子大学生の進路展望およびアスピレーション構造に関する実証的検討を行ない、ジェンダー・バイアスな進路意識の様相と、性内分化のメカニズムを明らかにするための予備的調査を実施した。いわゆるエリート女子高等教育機関の女子大学生に焦点づけた分析を行なったのは、そこにメリトクラティックな価値とセクシズムの葛藤がもっとも顕在化しているという仮説に基づく,調査戦略上の理由による。 {方法と調査内容} 方法:質問紙調査 対象:首都圏の四年制女子大学6校に在籍する女子学生計543人 内容:(1)進路展望(教育、職業、結婚に関するアスピレーションを含む)、(2)価値観(性役割観を含む)と行動様式、(3)家庭的背景等。 (2)レポート作成と調査データの公開: 現在分析を継続中であるが、調査結果の記述を中心とした第一次報告を、まとめた。 (様式5「科学研究費補助金にる研究成果の図書・雑誌報告書に記載)
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