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雲夢秦簡より見た家族の研究(画像処理によるデータベースの構築)

研究課題

研究課題/領域番号 05801047
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 東洋史
研究機関文教大学

研究代表者

工藤 元男  文教大学, 国際学部, 講師 (60225167)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード出土文字資料 / 雲夢秦簡 / 秦律 / 法制史 / 家族制度 / 戦国時代
研究概要

本研究の目的は、近年中国湖北省で発見された出土文字資料、すなわち雲夢秦簡の秦律を主な史料として、戦国時代の秦の家族制度を、法制史的に厳密な諸概念の組み上げをもって復原しようとするものである。本研究ではその方法論としてパーソナルコンピユータを利用し、まず原文を入力してデータベース化し、それに原簡の画像化を組み合わせて、原簡の状況を画像により逐一確認しながら、当該史料の用語を検索できるようにシステムの設計を進めている。しかしながら、今年度研究費の認可が遅れたことと、本研究でめざしているようなシステムが既存のソフトでは困難だったため、今回パーソナルコンピユータ一式を購入した会社と共同して、既存の複数のソフトを組み合わせ、かつ改造しながら、試行錯誤の中で目指すシステムを一緒に作りつつあり、結局本年度はそのようなシステム設計の段階で作業が終わってしまった。
現在進めているシステム設計の概要は以下の通りである。システムはデータベースを基礎として、画像処理及び文章作成処理から構成した。データベースにより原簡データの画像イメージ・ファイルと、文書ファイルの結合を達成し、原簡に含まれる文字を検索する事により対象画像による原簡イメージの確認及び釈文との連係を可能にしようとしている。システム構成として、NEC/PC9821及びEPSON/GT6500スキャナーを主体とし、マイクロソフト/WINDOWSを基幹ソフトとして一太郎/WIN、APPROCH/WIN、AMIPRO/WINを組み合わせ、ワープロ/データベース/表示システムの統合化の達成を目指している。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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