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第二次大戦下のアメリカ社会-子供の眼から見たカリフォルニア州バークレーの社会構造

研究課題

研究課題/領域番号 05801050
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関埼玉大学

研究代表者

有賀 夏紀  埼玉大学, 教養学部, 教授 (20114358)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード第二次世界大戦 / アメリカ / カリフォルニア / 学校 / 階級 / クラブ / 子供 / エスニシティ
研究概要

本研究の主要な資料のひとつとなるBerkeley Daily Gazetteをマイクロフィルムで読み(科学研究費で購入したマイクロフィルム・プリンター使用)、その中のコラム“Young Authors' Club"を研究補助の手を借りて複写、整理した。本研究者が既に所有していたマイクロフィルムに関しての複写・収集の作業は全て終了したが、科学研究費で購入した分は到着が遅れた(2月入手)ためほとんど手つかずにある。
しかし、これまでに読んだ上記のマイクロフィルムと夏の現地調査(私費)で集めた資料、それに研究費申請以前からの研究を参考にして、論文を完成させた。“Young Authors' Club"に掲載された子どもたちの作文を通して大戦下のアメリカ社会の変化が示され、また、現地調査で得た資料からは変化しない市民の私的な生活ないしバークレーの階級構造が明らかになり、論文ではこの変化と継続の対比を示した。
現在は、これまでと同じ資料を別の側面(エスニシティ)から検討して論文作成にとりかかっているが、これと並行して、到着したBerkeley Daily Gazetteのマイクロフィルムを読み始めたところである。マイクロフィルム資料の量は膨大であり、読了して資料集「子供の戦争--バークレー、カリフォルニア」(課題)としてまとめるためには、補助の手を借りても少なくとも2、3年はかかりそうである。しかし、資料集編纂の前に論文は何本か完成させたいと考えている。論文および資料集が完成すれば、そのテーマの斬新さと資料のユニークさから、国外も含めたアメリカ合衆国史の研究に大きく貢献することになるはずである。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 有賀夏紀: "Continuity during Change in World War II:The Persisteme of the Middle Class in the Social Life at Berkeley High School" Japanese Journal of American Studies. 5. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 有賀夏紀: "変化の中の不変-子供の世界に反映された第二次大戦下のバークレーの社会構造" アメリカ社会とコミュニティ. 133-171 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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