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銀行の株価形成に関する経済分析(株式持合の効果についての実証分析)

研究課題

研究課題/領域番号 05803009
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 財政学・金融論
研究機関富山大学

研究代表者

田中 祥子 (1994)  富山大学, 経済学部, 教授 (00089004)

瀧 敦弘 (1993)  富山大学, 経済学部, 助教授 (40216809)

研究分担者 飯野 正幸  富山大学, 経済学部, 助教授 (70202835)
瀧 敦弘  富山大学, 経済学部, 助教授 (40216809)
田中 祥子  富山大学, 経済学部, 教授 (00089004)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード日本の銀行 / 株価 / 株式持合 / 配当 / 有価証券含み益 / 株価指数 / 業種別株価指数 / 株主所有構造 / 有価証券含み損益 / BIS規制 / 株式所有構造 / 銀行の株価 / 資本コスト / メインバンク
研究概要

国際経済を行う日本の銀行は、株価が低迷している時期にBIS基準を守るため、株主の安定化を一層進めた。株式持合関係はもとより、メインバンクでない貸付先にも銀行株の所有を求めたものと思われる。その結果、銀行の浮動株比率は非常に小さくなった。
われわれの実証分析は、回帰分析により、都銀の株価の説明要因を捜すことである。モデルは年次データにより、財務要因の説明力を調べるものと、日次データにより、市場での取引との関係を調べるものが試みられた。
得られた知見として、
(1)銀行株価は、配当水準や、有価証券含み益でよく説明される。
(2)日次の銀行株価は、日経225、同先物、業種別株価指数などと平行して動く。また、11行の都銀はすべて同じ影響の受け方をするのではなく、グループ化される。一部には債券先物によくフィットする株価もある。
結論として、株価指数に収斂した都銀株価は、浮動株比率の小さい市場に出廻っている株式を、即物的投資家が売買して価格形成されたもののように思われ、高配当を行えば高株価が維持できるという側面がみてとれる。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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