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T細胞抗原レセプターV領域usaqeからみた肝疾患局所免疫反応の分子生物学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 05807045
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

清水 幸裕  富山医科薬科大学, 附属病院・第3内科, 助手 (00235673)

研究分担者 南部 修二  富山医科薬科大学, 医学部・第3内科, 助手 (00231499)
渡辺 明治  富山医科薬科大学, 医学部・第3内科, 教授 (00033390)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード慢性肝炎 / T細胞レパトワ / モノクローナル抗体 / PCR / T細胞レセプター
研究概要

1)モノクローナル抗体を用いた検討(方法)慢性肝炎の肝内浸潤リンパ球と末梢血リンパ球のT細胞レパトワを以下のモノクローナル抗体を用いて検討した。抗Vα2,Vβ5.1,Vβ5.2+5.3,Vβ6.7,Vβ8 family,Vβ12.1,Leu4(CD3),Leu2a(CD8),UCHL1(CD45RO)。肝内浸潤リンパ球の解析は酵素抗体間接法を用いて、また、末梢血リンパ球はflow cytometryにて検討した。(結果)肝内浸潤リンパ球の解析では,Vβ5.1陽性細胞の比率は、C型慢性肝炎で18.9±12.3%(平均±標準偏差)であり、B型慢性肝炎(5.7±6.0%)や自己免疫性肝炎(1.3±1.2%)より有意に(P<0.05)高率であった。Vβ5.1陽性細胞は主として門脈域に局在しており、その分布はUCHL1あるいはLeu2a陽性細胞と類似していた。肝炎の程度の指標とされているHAI scoreとVβ5.1陽性細胞率との間には、負の相関関係を認めた。一方、他のV領域に対する抗体の陽性率の平均はいずれの疾患においても5%以下であった。また、末梢血リンパ球の解析では、各種V領域陽性細胞の平均比率は、いずれの疾患でも5%以下であり、健常者との間に有意差は認められなかった。2)PCR法を用いた検討(方法)C型慢性肝炎9例、B型慢性肝炎3例の肝組織よりRNAを抽出し、cDNAを合成した後、各Vβに特異的なプライマー25個、および内部コントロールとしてα鎖の定常領域のプライマーを用いPCR法を施行した。増幅産物はアガロースゲルにて電気泳動し、各Vβ RNAの使用頻度を算出した。(結果)C型慢性肝炎では、Vβ1、Vβ5.1、Vβ10の頻度が、またB型慢性肝炎ではVβ1、Vβ3、Vβ10の頻度が高い傾向を示した。特に、C型慢性肝炎9例中6例においてVβ5.1の頻度は最も高く、B型慢性肝炎よりも高値であった。以上の解析により、C型慢性肝炎の肝内において、末梢血あるいは他疾患の肝内と比べ、Vβ5.1陽性細胞が有意に多く浸潤していることが明らかとなった。同細胞陽性率は、HAI scoreと負の相関を示したことより、肝局所において免疫抑制的に働いていることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yukihiro Shimizu: "Viral Hepatitis and Liver Disease 1994" Mishiro S,Nishioka K,Suzuki H,et al.Spinqer-Verlag., (1995)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2025-11-17  

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