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胃癌縮小手術における迷走神経(肝枝、腹腔枝)温存の術後胆のう運動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 05807118
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

高山 澄夫  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50197216)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード早期胃癌 / 迷走神経温存手術 / 胆のう運動 / Cholecystokinin / 術後胆嚢炎 / 迷走神経肝枝、腹腔枝温存手術 / 胆嚢収縮運動 / 胆嚢容積近似測定法
研究概要

早期胃癌症例のうち、MおよびA領域に限局し、術前に超音波内視鏡を用いて深達度診断を十分に行い、深達度mでは所属第1群リンパ節にNo7リンパ節郭清を加えた迷走神経肝枝、腹腔枝温存手術(以下温存手術)を施行する。深達度smの症例に対してはD2リンパ節郭清を加えた胃切除術(以下非温存手術)を行う。温存手術例、非温存手術例それぞれに対して術前および術後の胆嚢収縮運動を胆嚢容積近似測定法ほ用いてクリニミール経口投与後120分まで観察した。また、同時に血清Cholecystokinin(以下CCK)値の経時的変化を測定した。これまでに術前6例および術後3例において測定を行った。測定対象となる適正症例が必ずしも承諾症例とならず、統計学的解析を行うにはまだ症例数が不足している状態である。非温存手術例においては、術前の胆嚢収縮率は45分で最大となり平均は約40%であった。術後の胆嚢収縮率は30分で最大となり平均は約40%であった。術前のCCK値は、45分で投与前の約60%に低下した。術後のCCK値は、クリニミール経口投与前において7.5pg/ml以下であったので、比較検討しえなかった。次に、温存手術例においては、術前の胆嚢収縮率は45分で最大となり約61%であった。術後まだ早期であるため術後の胆嚢収縮率は3ケ月後に測定予定である。統計学的解析を行うにはまだ症例数が不足している為、本年度はさらに症例数を増し、温存手術例および非温存手術例における術前術後の胆嚢収縮率の変化ならびにCCK値の経時的変化について検討を行い、結果を発表する予定である。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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