研究課題/領域番号 |
05807122
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
西山 勝彦 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (00172718)
|
研究分担者 |
伏木 信次 京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (80150572)
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | カルボシアニン蛍光色素 / D:I / 神経再生 / 塩基性線維芽細胞増殖因子 / DiI / 肺移植 / 迷走神経 / 疑核 / NGF |
研究概要 |
カルボシアニン蛍光色素Dilをエチルアルコールに溶解して、左右の頚部迷走神経へ取り込ませる事による、脳内への逆行性の神経細胞の標識について、従前の逆行性色素に加えて、有用な点について、現在論文投稿中。さらに、胃、肺などの臓器に同様にして、色素の投与を行ったところ、その支配領域の脳内の神経細胞の標識に成功した。この点についても、論文作成中。肺移植モデル、除神経モデルについての検討は、平成7年の6月より開始。 平成6年度後半より、臓器の神経再生にかかわる因子として塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)に注目し、除神経臓器の内部で起こるbFGFのmRNA発現の変化をcompetitive PCR法をもちいて経時的に、定量的に把握する方法の確立を目指してきた。ラットbFGF mRNAの定量系の確立のために、A)PCRプライマーの合成; B)competitor テンプレートの作成 (1)上記pTB784 plasmid DNAを制限酵素EagIとKpnIで切断の後にligation。355bpのPCRproductをうむ、組み替えテンプレートDNAを作成。 (2)RAT、Mouse、Humanの3種G3PDHに共通に反応するPrimerの開発。競合PCR法のためのテンプレートDNAの作成。 C)competitive PCR:組織から精製したmRNAを逆転写した後に、(3)で作成したcompetitor DNAテンプレートを適量用いて、^<32>P-CTPsとともにPCRを行う。このあとは、ゲルをエチジウムブロマイドで染色する事で、視認でおおよその濃度を検討する。 bFGFの発現時期に合成bFGF;TGP-580(CS23)(武田薬品中央研究所より供与済み)を大量投与し、神経再生への影響を検討する。
|