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口腔癌に対するLAK養子免疫療法の治療効果増強に関わる化学療法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05807190
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

高橋 雄三  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (50014329)

研究分担者 藤林 孝司  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (80013978)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード口腔扁平上皮癌 / 免疫化学療法 / LAK細胞 / 養子免疫療法 / インターロイモン2
研究概要

Interleukin-2および抗CD3monoclonal抗体で誘導したLymphokine-activated killer(LAK)細胞を誘導した。口腔癌患者に臨床で汎用される化学療法剤処理口腔由来扁平上皮癌細胞に対する、このLAK細胞のキラー活性を観察した。すなわち、化学療法剤:CDDP,5-FU,MTX,PEP,BLMで口腔由来扁平上皮癌培養細胞を前処理後、この処理細胞に対するLAK細胞のキラー活性を測定した。その結果、LAK細胞のキラー活性に対する化学療法剤前処理口腔由来扁平上皮癌培養細胞の感受性が増強した。この結果より、口腔扁平上皮癌患者の治療において化学療法剤とLAK養子免疫療法の併用による治療効果増強が示唆された。
口腔癌患者に対し補助化学療法としてCDDP,5-FU,UFTを投与して末梢血中の赤血球数、白血球数、血小板数、リンパ球数、Natural killer(NK)活性、Lymphokine-activated killer(LAK)活性を測定した。その結果、赤血球数、白血球数、血小板数に若干の抑制を認めたが、リンパ球数の増加、NK活性、LAK活性の増強を認めた。理由として、化学療法剤による骨髄抑制からの回復過程に産生されるサイトカインの影響を考察した。また臨床的に、ある種の化学療法剤の殺癌細胞効果の1つとして免疫学的機序が想定された。また免疫能の増強作用が推察された。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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