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シスプラチンのレーザー光化学反応と動注化学療法への応用

研究課題

研究課題/領域番号 05807210
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 医薬分子機能学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

金岡 靖  大阪市立大学, 医学部, 助手 (20240955)

研究分担者 真嶋 哲郎  大阪市立大学, 理化学研究所・レーザー科学, 先任研究員 (00165698)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードシスプラチン / 光化学反応 / レーザー
研究概要

ウサギにおいて体外循環環回路を使用して血漿にXeclエキシマレーザー(発振波長308nm、50Hz)を連続的に照射してもウサギは死亡せず、投与後2カ月間の観察において体重増加、血液検査には異常を認めなかった。ウサギにおいてCDDP生理的食塩水溶液を一定流量で石英セルへ導き、レーザーを照射した後、静脈内へ投与した。CDDPはセルを通過後90%がtrichloroammineplatinateへ変換されていた。この系ではLD_<50>の4倍量までCDDPを投与したがウサギは死亡せず、投与後2か月間の観察において体重増加、血液検査には異常を認めなかった。
動注化学療法のモデルとして、体重約3kgのウサギの耳介動脈より毎分3mlの流量で血液を体外へ導出し、CDDP溶液と混合した後、CDDPを含有する血液を血漿分離回路へ導き、血漿を分離し、血漿を石英セルへ導いた。このセルをレーザーで照射した。その後血漿と細胞成分と混合して血液を再構成し、静脈内へ戻した。CDDPはLD_<50>の1.5倍-2.5倍量まで投与したが、ウサギは体重減少もなく、血液検査上の異常を認めなかった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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