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「うそ」の認知科学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05851076
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関千葉大学

研究代表者

菅野 憲司  千葉大学, 教養部, 助教授 (90177767)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードlie「うそ」 / cosnitive「認知上の」 / linsuistics「言語学」 / pragmatics「語用論」 / psychology「心理学」 / irony「皮肉」 / metaphor「比喩」 / mathematical foundation「数学基礎論」
研究概要

「うそ」の言語としての側面を、言語学や語用論の先行研究を充分に読み進めて、まだ解明されていない問題点を明らかにした。
次に、「うそ」の哲学上や数学上の側面を、言語学や数学基礎論の先行研究を充分に検討して、解明されていない問題点を明らかにし、先の言語としての問題点と比較対照した。
そして、「うそ」の認知上の側面を、心理学を中心とする認知の先行研究を充分に検討して、解明されていない問題点を明らかにし、先の言語としての問題点なり哲学上や数学上の問題点と比較対照した。
このように「うそ」を認知科学的に総合的に研究し、「皮肉」や「比喩」についても認知科学的研究を進めた。
萌芽的研究という面では、真と偽という「うそ」に密接な概念について、真でもない偽でもないという第3の範ちゅうの存在が確実なものとなった。真と偽を数直線の端と考えるとすれば、中間にゼロが存在するであろうし、このゼロなるものは真でも偽でもない第3の範ちゅうである。第4の範ちゅう真でありかつ偽であるものは存在するのか?この問題は興味深いのであるが、第3範ちゅうを考えて行く上での参考になろう。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] KANNO,Kenji: "Between LIE and IRONY/METAPHOR" Proceedings of the XVth International Congress of Linguists. (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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