• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

家蚕中腸上皮細胞上のdelta-エンドトキシン受容体に対するモノクローナル抗体作製

研究課題

研究課題/領域番号 05856008
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 蚕糸・昆虫利用学
研究機関北海道大学

研究代表者

浅野 真一郎  北海道大学, 農学部, 助手 (60222585)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードBacillus thuringiensis / delta-エンドトキシン / BBMV / バインディングアッセイ / ウエスタンブロット
研究概要

家蚕中腸上皮細胞上に存在する、Bacillus thuringiensis subsp.sottoのdelta-エンドトキシンにたいする受容体についてまず解析を進めた。まず家蚕中腸の組織切片を作成し、切片上にてdelta-エンドトキシンとのバインディングアッセイを行ったところ、家蚕中腸上皮細胞にdelta-エンドトキシンに強い親和性を持つ受容体が存在していることが明らかとなった。Wolfersbergerらの方法に従い、Mg/EDTA沈殿と分画遠心法によって調整した家蚕中腸からBrush border membrane vesicle(BBMV)を調整し、SDS-P AGEによる分画の後、ウエスタンブロットしsotto由来のdelta-エンドトキシンとのバインディングアッセイによる解析によって、BBMV由来の幾つかの分画のバンドとバインディングが認められた。その中でも役130kdalのバンドに強いバインディングが認められたので、そのバンドの分画をSDS-ポリカクリルアミドゲルから切り出して電気泳動的にその分画のペプチドを回収した。その回収した分画のペプチドとdelta-エンドトキシンとをco-incubateし十分にそのペプチドとdelta-エンドトキシンとバインディングさせた後、ウェスタンブロットしたBBMV分画とのバインディングアッセイを行ったところ、バインディングが押さえられていることが明らかとなった。よって、家蚕中腸BBMVをSDS-PAGEによって分画して、ゲルから回収し、その回収した分画をマウスに皮下接種して現在免疫化している。それによって得られた抗体を用いて、家蚕BBMVとsotto由来のdelta-エンドトキシンとのバインディングを阻害することができるかを確かめるつもりである。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中谷育弘: "Bacillus thuringiensis subsp.wuhanensis cryIA(b)遺伝子の構造解析ならびに殺虫活性" 日本蚕糸学雑誌. 63 (印刷中). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi