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乳癌増殖および転移形成における腫瘍間質線維芽細胞の機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05857119
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

浦住 幸治郎  福島県立医科大学, 医学部・第2外科, 助手 (90203603)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードヒト乳癌 / 腫瘍間質中線維芽細胞 / ヌードマウス
研究概要

乳癌組織および正常乳腺組織より培養し得た、線維芽細胞を用いて、ヒト乳癌細胞も混合し、ヌードマウス移植実験を行ない、以下の結果を得た。
1.乳癌組織より得た線維芽細胞と混合移植した場合において、ヌードマウスに腫瘤形成を認め、さらには、その期間も早期であった。
2.正常組織より得た線維芽細胞との混合移植では腫瘤形成は認められるものの、しだいに拒絶され、消失した。
3.ヌードマウスの卵巣を摘出し、低エストロゲン環境を作成し上記と同様に移植実験をすると、やはり、腫瘍間質線維芽細胞との移植においてのみ、腫瘤形成を認めた。正常組織中線維芽細胞では、腫瘤形成は認められなかった。
4.転移を形成するには、まず、周囲組織へ浸潤を開始することが第一段階となるが、腫瘍間質線維芽細胞との混合移植においてのみ、その腫瘤は、周囲筋層へ浸潤を認めた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 浦住 幸治郎: "乳癌腫瘍部および正常乳腺部の間質中線維芽細胞によるコラーゲンゲル収縮効果" 日本外科学会雑誌. 94. 501-504 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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