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卵胞壁におけるゴナドトロピン受容体出現機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 05857172
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関福井医科大学

研究代表者

久保 真  福井医科大学, 医学部, 助手 (90234484)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード顆粒膜細胞 / 莢膜細胞 / 共培養 / FSH / 受容体
研究概要

1.実験手技の確立
(1)無血清培地を用いた顆粒膜・莢膜細胞培養システムを確立した。(2)^<125>I-FSHと^<125>I-LHを用い、コラーゲン膜上に培養された顆粒膜細胞のゴナドトロピン受容体の検出法を確立した。(3)受容体を占有するFSHを除去した上で、FSH受容体の検出する方法を確立した。
2.顆粒膜・莢膜細胞間相互作用による、顆粒膜細胞のゴナドトロピン受容体発現調節莢膜細胞と共培養されることにより、顆粒膜細胞のFSH受容体数は著明に増加したが、LH受容体数は逆に減少した。
3.顆粒膜細胞のゴナドトロピン受容体発現に対するゴナドトロピン刺激と細胞間相互作用との相関
(1)莢膜細胞と共培養された顆粒膜細胞をFSHで前処理すると、FSH受容体数は減少するが、LH受容体数は逆に増加した。
(2)単独に培養された顆粒膜細胞では、FSH前処理によるゴナドトロピン受容体数の変化は観察されなかった。
以上の成績より、卵胞周囲の莢膜細胞が(1)顆粒膜細胞上のゴナドトロピン受容体発現を調節すること、(2)さらには、FSH刺激によるゴナドトロピン受容体発現調節をもコントロールすることが推察された。これらの成績はEndocrinologyに投稿の予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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