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広背筋を茎とするSkin tubeによる食道再建術

研究課題

研究課題/領域番号 05857197
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児外科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

大谷 俊樹  順天堂大学, 医学部, 講師 (00177015)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード食道閉鎖 / 広背筋
研究概要

実験には、体重約5kgの幼犬15頭を使用した。広背筋から栄養血管を受ける部位の上部側胸壁皮膚を用いskin tubeを作成。そのskin tubeを第4肋間より開胸後、第2肋間より胸腔内に誘導し、切除した食道部(約2椎体分)にinterpositionした。
その結果、11頭が生存(2頭が吻合不全、1頭が術後出血、1頭が原因不明にて死亡)した。術後、定期的に行われた食道造影、食道内視鏡検査で、吻合部の狭窄は全例に認められなかった。しかし、skin tube内の体毛が多い症例もあり、今後それが内腔狭窄の原因となる可能性もあるため経過観察が必要である
以上より、本法がlong-gap型の食道閉鎖症に対する新たな術式になりうる可能性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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