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ラットの上顎歯列弓拡大が鼻上顎複合体におよぼす影響に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05857244
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

松本 尚之  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (70199884)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード顎顔面頭蓋 / 成長発育 / 鼻中隔 / 拡大力
研究概要

頭蓋顔面骨格の成長様相を究明することは、骨格性不正咬合の成り立ちを解明する上でも、また矯正治療を行う上においても重要な知見を与えるものである。本研究においては顎顔面頭蓋部に存在するgrowth siteの一つである鼻中隔軟骨に注目し、この軟骨性成長が頭蓋顔面骨格の成長や、上下顎骨の位置の決定にどのような役割をはたしているのかを解明することを目的とする。今回の実験では、ラットの顔面骨格部が幼若な時期に旺盛な成長を見せることを考慮し、生後4週齢のWistar系ラット120匹用い、歯列弓の拡大を行った。拡大力は強い力(60g)と弱い力(15g)の二つのグループにわけ、拡大期間は1日、1週、7週、10週とし、拡大力はスプリングを作用させ各インターバルごとに加重量を調節し、持続的な力が作用するようにして歯列弓の拡大を行った。まず形態学的観察を行うため毎週各グループのラットの正貌、側貌頭部x線規格写真の撮影を行った。その評価法としてland markを設定し、各角度計測と実測長計測を行った。また各インターバルでのスーパーインポーズも行った。また実験期間終了時に組織学的観察を行う目的で、ラットを屠殺後頭部を離断し、ホルマリンにて固定を行った。その後切歯部から口蓋後方部にかけ、3ブロックに切断し、7ミクロンに薄切して通法に従いヘマトキシリンエオジン重染色を行った。今後これらの資料をもとに、鼻中隔軟骨およびその周囲組織の組織学的変化と、成長変化にともなう形態学的変化との関連性について検索を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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