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eta^5-ペンタジエニルクロム錯体を用いる新規炭素-炭素結合生成反応の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 05857248
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

袖岡 幹子  東京大学, 薬学部, 助手 (60192142)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアレーントリカルボニルクロム錯体 / 炭素-炭素結合生成反応 / 極性転換
研究概要

ペンタジエニリックエステル誘導体iを合成し、arene・Cr(CO)_3錯体との反応を種々検討した結果、目的とする極性転換反応が進行しカップリング体iiiが75%程度の収率で得られる事が判った。本反応は完全にgamma-位選択的でありalpha-位でカップリングしたものは全く得られなかった。さらに、ivのような分子内にアリリックアセテートを有する基質で反応を行なった所、ペンタジエニリックアセテート部分でのみ反応が起こることも見い出した。このユニークな選択性は、このarene・Cr(CO)_3錯体による反応が、予想したU型eta^5-ペンタジエニルアセトキシクロム錯体iiをへて進行している事を示していると考えられる。さらにvの基質を合成し、分子内反応も行った所、閉環体viを得ることに成功した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mikiko Sodeoka et al: "Carbon-Carbon Bond-Forming Reaction Through a eta5-pentadienylchromium Complex." Journal of Organic Chemistry. 59 (in press). (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 袖岡幹子: "アレーントリカルボニルクロム錯体を用いる高選択的合成法の開発とその医薬合成への応用" 薬学雑誌. 114 (in press). (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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