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マイクロパターン電極による細胞機能制御に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05858124
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医用生体工学・生体材料学
研究機関北海道大学

研究代表者

下岡 聡行  北海道大学, 工学部, 助手 (50196549)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード細胞機能制御 / マイクロパターン電極 / マイクロマシニング
研究概要

1.マイクロパターン電極の試作
本課題補助金により、1mum程度の精度で位置制御を行えるXYZ軸ステージおよび専用コントローラを購入した。既有のパーソナルコンピュータにコントローラを接続して、任意の経路をパーソナルコンピュータ上でプログラムすることができる。現在の問題は、光硬化性樹脂を硬化させるための光学系である。資金不足で紫外線レーザを購入出来なかったため、水銀ランプを光源として、レンズ系でスポットサイズを絞る方法を検討しているが、必要精度にはかなり開きがあるのが現状である。小口径の光ファイバを通して、光源のサイズを小さくする方法を検討する予定である。以上の様に現時点ではマイクロパターン電極の製作には成功していない。
2.細胞培養
電極の自作の困難のため、某企業に、VLSIプロセスで幅2mumの櫛型電極を試作を依頼し、マウス繊維芽細胞由来のL細胞を、DC数100mVの電圧を印加した電極上で試験的に培養した。現時点では、電圧を印加した場合、細胞の偽足形成を抑制する傾向があるという結果が得られている。確証を得るためには、さらに詳しく検討していく必要があるが、マイクロパターン電極による刺激は細胞の機能制御に有効であると期待している。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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