研究課題/領域番号 |
05F05272
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
細井 克彦 大阪市立大学, 大学院 文学研究科, 教授
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研究分担者 |
WANG F.
王 幡 大阪市立大学, 大学院 文学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 中国の民弁高等教育 / 民弁大学 / 独立学院 / 産学連携 / 大学企業 |
研究概要 |
高等教育の市場化、民営化は、特に1990年代以降、世界的な動向になっている。日本と中国とでは、社会体制を異にするが、いずれもこの流れの中にあり、大学法制面でも構造的変容を経験している。本研究の目的は、両国における市場化、民営化の動向が大学法制に及ぼした変化を明らかにするとともに、その実態がどうなっており、それに対していかなる方策を取られているかを明らかにすることである。 これまで二回(2005年、2006年)にわたり、中国高等教育調査を実施し、また大阪府立大学の法人化に関して、大阪府庁及び大阪府立大学で調査を行った。これらの調査により、日本および中国の状況把握をするように努めてきた。特に中国調査は中国の高等教育政策の実態面や民弁大学の現状を中心に知見を得ることができた。これらを踏まえて、昨年度は、学会発表や論文投稿に努力してきた。6月24日に日本比較教育学会にて、「中国における高等教育の民営化の動向--民弁大学と独立学院との比較に着目して--」について、報告した。他に、「中国における高等教育の拡張と民営化の動向-新たな設置形態としての独立学院に着目して-」(『大学法制の構造的変容の比較法的、法制史的・立法過程的および解釈論的研究』(平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))課題番号:17330169、研究成果報告書、研究代表者:細井克彦)大阪市立大学大学院文学研究科、2006年8月、125〜140頁)、「中国における産学連携の一形態としての大学企業の変容に関する考察」(『大学創造第18号』、78〜93頁)等の論文にまとめた。
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