研究課題/領域番号 |
05J00334
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
永吉 勉 早稲田大学, 理工学術院, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 宇宙線 / μ-PIC / LET / 生体組織等価ガス / HIMAC / 重イオン / 長期安定性 / ガス増幅率 / PS-TEPC / エネルギー付与 / 宇宙放射線 / 放射線防護 / Micro Pixel Chamber / TEPC |
研究概要 |
前年度に引き続いて位置有感TEPC(PS-TEPC)の研究・開発を行った。前年度にアルゴン・エタン混合ガスを用いての基礎特性試験を行ったので、その結果を踏まえて今年度は生体組織等価ガスを用いた基礎特性試験を重視した。特に、ガスを封じ切った状態で電圧を印加し続ける長期安定動作実験を行った。その結果、動作には問題がないものの、ガス増幅率に変化があるということが明らかになった。 また、今年度も放医研の重イオン加速器HIMACを用いた照射実験を継続して行っている。前年度は粒子を検出しやすいSiやFeを中心に扱ったが、今年度はSiとFeの中間の性質が得られると期待されるArや、より高いガス増幅率が必要なHe、さらに高いガス増幅率を要するプロトンまでの照射実験を行った。なお、プロトンビームはHIMACではなく同じ放医研にあるサイクロトロンを使用している。 Arビーム照射実験からは予想と大きく違わない結果が得られた。また、高いガス増幅率を要するHeビームやプロトンビームも問題なくその飛跡とエネルギーが得られ、LET分布が測定できた。
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