研究課題/領域番号 |
05J02881
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
丹羽 典生 法政大学, 経済学部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 開発 / 伝統文化 / 民族誌 / 社会人類学 / 紛争 / 民族問題 / オセアニア / フィジー / 国際研究者交流 / 移民 / 土地所有権 / 政治学 |
研究概要 |
研究発表として、太平洋諸島地域研究所のオセアニア研究会にて「フィジー・クーデタの分析に向けて-オセアニアにおける政治的混乱と2006年12月フィジー・クーデタの展開と特徴」、第41会日本文化人類学会にて「経済の開発と文化的価値の開発-フィジー・ヴィティレヴ島東部ダク村落開発事業の事例から」、脱植民地期オセアニアの多文化的公共圏の比較研究の第三回研究会にて「新たな公共圏形成への模索-フィジー、ラミ運動を事例とする一考察」を行った。 原稿論文としては、編集部の要請に従い昨年度提出した原稿(『新世界地理』朝倉書店、『世界史資料』岩波書店、『沖縄民俗辞典』吉川弘文館)の加筆修正を行っている。新たな原稿として、「民族紛争と政治的混乱」日本オセアニア学会(編)『オセアニア学』京都大学学術出版会、「フィジー諸島共和国における政治的混乱の分析に向けて」『パシフィックウェイ』130号及び131号などクーデタを巡る一連の論考を公表している。それ以外にも、太平洋地域を代表する歴史家であるブリジ・ラルの研究動向について批評的に回顧した論文も執筆した。 研究調査としては、フィジー諸島共和国ダク村落にて、協同組合運動に関する野外調査に従事した。南太平洋大学図書館、フィジー国立古文書館にて資・史料の収集・閲覧を行うと同時に、研究関係者との情報交換も行っている。
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