研究課題/領域番号 |
05J11774
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
奥村 曉 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | Ashra / 宇宙線 / GRB / TeVガンマ線 / TeV γ線 / 光学設計 / 望遠鏡 |
研究概要 |
1. Ashra検出器の建設作業 2007年5月〜8月にかけて、ハワイ島マウナロア山のAshra観測施設において、検出器群の建設を行った。天頂角方向30度の検出器と75度の検出器を合計28台建設し、全天(2π)の80%を覆うための検出器の設置を行った。 2. 光学系の設置と調整、観測準備 設置した検出器のうち2台について、光学系の設置と調整を行った。アクリルレンズの光軸調整、分割鏡の曲率中心合わせを行い、焦点面となるイメージインテンシファイアの位置調整を行った。GRBに伴う可視閃光の観測を行うため、イメージインテンシファイアにデジタルカメラを取り付け連続露光撮像の準備を行った。実際に星空を撮影し、GRB観測を行う直前の状態まで準備を進めた。 イメージインテンシファイアの後段に取り付ける、近接型イメージインテンシファイアとレンズを組み合わせた、イメージパイプラインの調整と解像度の確認を行った。光学系と組み合わせて、数分角の分解能で画像を取得できることを確かめた。 3. ソフトウェアの開発 光学系の調整に必要な光線追跡プログラムの開発を行った。ROOTを基礎とするソフトウェアであり、任意の形状をジオメトリー中で簡単に使用できるものである。このため、複雑な形状を持った検出器による反射や遮蔽の効果を、実物に忠実に計算できるようになった。 星空の画像解析に必要なソフトウェアの開発を行った。 4. 雲モニタの開発 Ashraの観測中に降雨状況や雲による視野の遮蔽を監視するため、中間赤外線を利用した雲モニタの開発を行った。観測開始前に動作確認をして実用できることを確認した。 光学系の調整に必要な光線追跡プログラムの開発を行った。ROOTを基礎とするソフトウェアであり、任意の形状をジオメトリー中で簡単に使用できるものである。このため、複雑な形状を持った検出器による反射や遮蔽の効果を、実物に忠実に計算できるようになった。 星空の画像解析に必要なソフトウェアの開発を行った。 4. 雲モニタの開発 Ashraの観測中に降雨状況や雲による視野の遮蔽を監視するため、中間赤外線を利用した雲モニタの開発を行った。観測開始前に動作確認をして実用できることを確認した。
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