研究課題/領域番号 |
06203102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
猪木 武徳 大阪大学, 経済学部, 教授 (00107111)
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研究分担者 |
日向野 幹也 東京都立大学, 経済学部, 助教授 (00165086)
春日 淳一 関西大学, 経済学部, 教授 (50067708)
田近 栄治 一ツ橋大学, 経済学部, 教授 (10179723)
鈴木 英夫 名城大学, 商学部, 助教授 (80196857)
吉川 洋 東京大学, 経済学部, 教授 (30158414)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
1994年度: 9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
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キーワード | 高度成長 / 国民年金 / 証券不況 / 天下り / 身体障害者 / 家族 / 特殊法人 / 官僚制 |
研究概要 |
平成6年度は3回の研究会を東京で開き、11月のシンポジウムと総会でも班のメンバーによるインフォマルな討論会を持った。研究分担者別に研究実績の概要を記すと次のようになる。研究代表者猪木は昨年度まで、中央官庁への人材の流れと特殊法人の存在理由などを戦後に限定しながら論じたものを発表した。今年度は東京都の昭和35年以降の人事制度を研究、また旧内務省の官僚のキャリアに関する聴き取りを行った。吉川洋は高度成長期の社会経済的背景を念頭においた戦後経済史を英文で執筆し、オックスフォード大学出版会から出版する準備を完了した。鈴木英夫は戦後日本の脳性マヒ者たちを福祉、社会政策的視点からだけでなく、日本人の身体障害者に対する意識の変化からも探究する論文を書いた。田近は国民年金の世代間負担と制度間財源調整の問題を研究した。また春日は戦後日本の親子関係を、金銭、政治、愛情等の視点から変化を探る調査を終了させた。今年度から新たに加わった日向野は証券不況前後の証券行政について研究した論文を発表した。猪木班全体の成果をできれば一冊の本の形でまとめたいと考え、構成等を検討中である。
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