研究課題/領域番号 |
06206112
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
小島 勝 龍谷大学, 文学部, 助教授 (40140123)
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研究分担者 |
早瀬 晋三 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (20183915)
波多野 澄雄 筑波大学, 社会科学系, 助教授 (00208521)
蔡史 君 津田塾大学, 学芸学部, 助教授 (50217254)
清水 元 長崎県立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (50265021)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1994年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 南方関与 |
研究概要 |
今年度も前年度に引き続き、研究分担者が自ら発表するとともにゲスト・スピーカーを依頼し、また南方関与に縁のある場所においての研究会開催を担当するという方針で、研究会活動を遂行した。 第1回研究会{7月2日(土)〜3日(日)場所;長崎県平戸市}では、2日には、清水元による「西海から見た日本史」とゲスト・スピーカーの川瀬平太・早稲田大学政治経済学部教授による「南方(南アジア)関与の比較経済史」の研究発表を行い、3日には、松浦資料館などを見学した。 第2回研究会{9月22日(木)〜23日(金・祝)場所;愛知県蒲郡市}では、22日には蔡史君が「日本の南進政策に於ける台湾人の活動」をゲスト・スピーカーの後藤乾一・早稲田大学社会科学研究所所長が「『1930年代『南進』と『ポルトガル領ティモ-ル』問題」を発表した。23日には、倉沢愛子・名古屋大学大学院国際開発研究科教授が「日本軍政下の輸送問題」を発表し、午後に近くの三ケ根山の元フィリピン在留邦人慰霊碑を見学。 第3回研究会{12月4日(日)〜5日(月)場所;愛知県那覇市・金武町}では、4日には、小島勝が「『日本』の南方関与の多重性-フィリピンのダバオにおける沖縄県人子弟と混血児童生徒の教育問題を通して」を石川友紀・琉球大学法文学部教授が「東南アジアにおける沖縄県出身移民の歴史と実態」を発表した。午後は、金武町役場内の「金武町史料編纂室」において南方関与関係史料を閲覧・蒐集し、また金武町教育委員会にてフィリピン移民関係史料・歴史的遺物を見学した。5日には、沖縄県立図書館などを訪れ、資料を蒐集した。
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