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法律・判例データベースからの法知識獲得と法知識ベース構築のための事例群の形式表現

研究課題

研究課題/領域番号 06207211
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関中央大学

研究代表者

津野 柳一  中央大学, 法学部, 教授 (60102878)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードjuris(ユ-リス) / CiSG / 法律、判例データベース / CBR / 事例にもとづく推論 / 類推 / 比較法学 / 法情報学
研究概要

エキスパートシステムが実用的であるためには、現実世界とのリファレンスの問題を解決しなくてはならない。CBR(事例にもとづく推論)の難かしさは、それが類推、類似性のコンピュータ表現を必要とすることにある。
この問題の自然な解決法は、似た事例を比較することである。我々に現実の事例がただひとつしかあらわれていないとしても、理論的には、例題や仮説的事案や教科書の設例と比較することができる。しかし、実例が少なければ少ないほど比較は困難となる。CiSG判例は最初の100件ほどが知られているが、そのなかで真に興味深いケースは実に少ない。jurisの検索を通じて、今年度は「電話」に関する判例にヒットし、その話題が、重点領域研究を活気づけたといっても過言ではない。それを通じてデータベースからの法知識獲得と、他の情報との関係がかなり明らかになった。ドイツのGutachtenstilやローマ古典法の法的推論の市民法的伝統についても見通しをえることができた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 津野 柳一: "法律判例データベースからの法知識獲得と法知識ベース構築のための事例群の形式表現" 法律エキスパートシステムの開発研究 全体会議シンポジウム 第2回 7月1日. (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 津野 柳一: "ドイツ連邦共和国の法律判例データベースjurisからの法知識獲得" 法律エキスパートシステムの開発研究 全体会議シンポジウム 第3回 12月12日. (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 津野 柳一: "ドイツ連邦共和国のデータベースからの法知識獲得とCiSG法知識ベース構築のための事例群" 法律エキスパートシステムの開発研究 研究成果報告書. 133-136 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 津野 柳一: "インターネットワーキング時代の通信教育" 白門. 12月号. 4-5 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 津野 柳一: "先端技術と法" 中央大学学術シンポジウム 1994. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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