研究課題/領域番号 |
06208205
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
金城 正篤 琉球大学, 法文学部, 教授 (00044834)
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研究分担者 |
赤嶺 守 琉球大学, 法文学部, 教授 (20212417)
上里 賢一 琉球大学, 法文学部, 教授 (50101457)
西里 喜行 琉球大学, 教育学部, 教授 (70044914)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
17,200千円 (直接経費: 17,200千円)
1997年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1996年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1995年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1994年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 琉球の対外交渉史 / 沖縄の対外関係史 / 歴代宝案 / 沖縄の歴史情報 / 清代中琉関係史 / 档案史料 / 琉球の政治と社会 / 沖縄の政治と社会 / 档案資料 |
研究概要 |
本研究は沖縄県で進められている『歴代宝案』の編集事業の過程で収録され、また生み出された成果を活用しながら、さらに新たな関係資料の調査・発掘につとめ、それらを統一した形で情報化することによって、琉球の対外関係史の研究に寄与しようとするものである。琉球・沖縄の対外関係史を示す基本史料としては『歴代宝案』がある。『歴代宝案』は琉球王国の外交文書で、中国(明・清)および朝鮮・東南アジア諸国との交渉の歴史を伝える同時代史料であり、時代的には1424年(明永楽22)から1867年(清同治6)までの443年間にまたがる、およそ1000数十点の文書が収録されている。本研究班では、その『歴代宝案』のデータベース(項目は文書番号、年代、文書形式、発信者、受信者、写本・影印本の現存状況等)、そして中国側で発掘された資料及びその関連資料である中国第一歴史档案館編『清代中琉関係档案選編』『清代中琉関係档案続編』や『中山世譜』の全文テキストおよびデータベースの作成をおこなった。『清代中琉関係档案選編』(863件)『清代中琉関係档案続編』(289件)のデータベース作成にあたっては、「文書番号」「中国暦」「西暦」「類別」「題文者」「内容」「琉球国王」「貼黄」「残欠・欠字・字不明」等の項目を設定し、その中の類別は「進貢」「接貢」「謝恩」「請封」「冊封」「接封」「慶賀」「進香」「報喪」「官生」「飄風難民」等に分類した。『中山世譜』は首里王府編纂の王家の家譜で正巻(13巻)と附巻からなる琉球の正史の一つで、その全文テキスト(正巻)を作成した。その他に、これまで日本・中国・台湾で発表された中琉関係に関する「中琉関係論文目録」データベースも併せて作成した。
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