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コンピュータグラフィックスによる質感表現に基づく感性情報の抽出と記述の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06212210
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

鳥脇 純一郎  名古屋大学, 工学部, 教授 (30023138)

研究分担者 清水 昭伸  名古屋大学, 工学部, 助手 (80262880)
斉藤 豊文  名古屋大学, 工学部, 助手 (40235057)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード感性情報 / 顔画像 / 形状モデル / 形状デザイン / アニメーション
研究概要

コンピュータ・グラフィックス(CG)における感性情報の解析に関して、モデルの構成、および、感性情報発現の状況の定量的計測、の二つの面から研究した。
まず、一番目のCGにおける感性情報のモデルに関しては、CGによる映像生成の過程の中でモデルと感性情報の関与する形態について考察し、典型的な場合5種類をあげて考察した。また、医用画像における感性情報は同じCG応用ではあってもかなり異なる性格があることを指摘し、医用画像における感性情報の意義、種類、発現状況、等について実例を含めて明らかにした。
次に、二番目の感性情報の定量計測に関しては、具体的な事例について検討した。すなわち、実際に劇場公開されたインタラクティヴアニメのメインキャラクタをもちいて、その顔形状をデザイナ-が自分の意図するものに仕上げていくプロセスを観察し、5段階の変形プロセスのそれぞれにおける3次元顔形状モデルのどの部分がどの様に変形されているかを、モデルを構成する3角形パッチの幾何学的変形量、および、その上にシェ-ディングを施した結果(2次元濃淡画像=できあがった映像)における濃淡分布の変化、の2面から計測し、その結果を可視化した。
これらは、人の感性情報の発現とその処理に関する今後の研究の基礎として役立つと思われる。また、CGによる映像を実験対象とすることは、モデルを計算機内部に持つため映像生成プロセスを任意に制御できることから、これまでの他の研究にみられない実験が可能であり、今後の発展が期待される。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 東海彰吾、鳥脇純一郎: "CGの顔形状モデルのデザイン過程における変化の計画" '95電子情報通信学会春季全国大会講演論文集. (印刷中). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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