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超臨界流体中の溶解度の推算とエントレーナーの役割

研究課題

研究課題/領域番号 06214212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

田中 秀樹  京都大学, 工学部, 助手 (80197459)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード超臨界流体 / エントレーナー効果 / 積分方程式 / 溶解度
研究概要

超臨界抽出を行うにあたり,抽出物の溶解度の温度・圧力・分子種依存性を明らかにすることを目的とした.そのために二つの異なった方法をとることにより,モデル化された系と,より現実的な系についての,理論的な考察を行った.混合溶媒,とりわけエントレーナーの効果について,一般的な知見を得ると同時に,現実の系との対応についても検討した.前者のためには,分子間相互作用の非常に簡単な組合わせについて,種々の温度と圧力範囲の超臨界状態の溶媒中での,第三の分子種である溶質の溶解度を,自由エネルギーを評価することにより求めた.後者のより現実的な系に対しては,二酸化炭素中でのメタノールのクラスター形成の温度・圧力依存性を調べ,二酸化炭素がクラスター形成にどのような影響を与えているかを計算機シミュレーションにより検討した.この結果、溶解度の密度依存性に関しても,引力相互作用の重要性と関連させて考察することが可能となった.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hideki Tanaka: "Solubility in Supercritical Fluid Mixture with Co-solvent" Fluid Phase Equilibria. 102. 107-120 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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