• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Ti-Al系金属間化合物の高温硫化・酸化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06215201
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関北海道大学

研究代表者

成田 敏夫  北海道大学, 工学部, 教授 (60001252)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1994年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードTi-Al金属間化合物 / 硫化腐食 / 二段硫化反応 / TiAl_3 / 窒化反応 / Tiの選択反応 / 酸化・窒化反応
研究概要

自動記録式熱天秤と硫化腐食装置を新しく設置し、Ti-Al系金属間化合物の高温腐食、特に、硫化腐食挙動を明らかにした。さらに、窒化反応についても基礎的知見を得た。
その結果から、Ti-Al合金の硫化は2段の放物線則に従い、前半ではTiとAlの硫化物が混在する外層のみが、一方、この長時間側では、前述の外層と合金の間にTiSからなる内層が新しく形成される。この内層スケールの形成に対応して、合金表面にはTiAl_3が形成することを新しく見いだし、学会等で注目された。
窒化反応については、主に、1173K、純窒素ガス雰囲気での反応挙動を明らかにした。TiN、Ti_2AlN、AlNが層状に形成し、合金表面にはTiAl_3相が形成されることを確認した。表面酸化物が存在するときは、酸化物の欠陥から合金内部に向かってピット状の窒化反応層が形成した。
これら硫化、窒化反応はいずれも熱力学的にTi化合物が安定であることに帰因することを明らかにしている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 吉岡隆幸、成田敏夫: "Ti-Al系金属間化合物の高温硫化挙動" 耐熱金属機材第123委員会研究報告. 35. 221-223 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi