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3次元トポロジーの量子重力への応用

研究課題

研究課題/領域番号 06221227
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

細谷 暁夫  東京工業大学, 理学部物理学科, 助教授 (80028258)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードサ-ストン分類 / 宇宙 / トポロジー / 特異点 / 量子論
研究概要

(1)3次元幾何学の宇宙論への応用
局所一様でコンパクトな3次元多様体の分類はThurston等によって研究されている。私は学生の古池・谷本両君とともに、一様でコンパクトな宇宙の分類をおこなうとともに力学的自由度の数を同定した。それによれば、変形の自由度とタイヒシュラーの自由度は区別されるべきである。
この仕事は、従来行われてきたKilling vectorのなす代数の分類によるいわゆるビアンキ分類を進めたものである。
特異点の量子的解消
ホーキングとペンローズによる特異点定理は、ある妥当な物理的条件下では因果的測地線が完備でないことを主張している。最近では、測地線に限らず一般の因果的曲線が有限の"一般的アファンパラメタ"で解消でなくなることをもって「特異点」することもおこなわれている。私はその"一般的アファンパラメタ"が、古典的には有限であっても量子的には無限になることがあり、それをもって特異点の量子的解消とすることを提案した。3次元ブラックホールのときにはうまくいっていることを示した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T. Koiko, M. Tanimoto A HOSOYA: "Compact Homogoneous Universes" Journal of Mathematical Physics. 35. 4855-4888 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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