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近赤外ダイオードレーザー分光法によるラジカルにおける振電相互作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06228212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関金沢大学

研究代表者

大橋 信喜美  金沢大学, 理学部, 教授 (40019493)

研究分担者 藤竹 正晴  金沢大学, 自然科学研究科, 助手 (40212188)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード近赤外分光 / フリーラジカル / CCO / レーザー分光 / 電子遷移 / レナー・テラー相互作用
研究概要

本研究では振電相互作用の影響が回転スペクトルの上に興味深い姿で現れることで知られるCCOラジカルを取り上げ、その電子遷移スペクトルを測定・解析することにより電子励起A^3Π_i状態のエネルギーレベル構造を詳しく調べている。昨年度(平成5年度)はA^3Π_i(010)-X^3Σ^-(000)バンドおよびA^3Π_i(010)-X^3Σ^-(010)バンドの測定と詳しい解析を行い、A^3Π_i(010)状態の精密な分子定数を決定し、また、A^3Π_i(010)状態での摂動の様子を明らかにした。本年度(平成6年度)は、外部共振器型の近赤外ダイオードレーザーシステムを新たに導入して、これを高分解能分光測定を効率よく行ってゆけるように整備したうえで、引き続きCCOラジカルの電子遷移スペクトルの研究に取り組んだ。CCOのA^3Π_i状態での振電相互作用に関するさらに詳しい情報を得ることを目指して、両者間に振電摂動が存在すると考えられる二つのバンド、A^3Π_i(020)-X^3Σ(000)バンドおよびA^3Π_i(001)-X^3Σ(000)バンドの測定・解析に取りかかり、現在、スペクトルの帰属・解析をすすめているところである。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 阿部恒,菊池宣志,高橋孝治,藤竹正晴,大橋信喜美: "Near-Infrared Diode Laser Spectroscopy of the CCO Radical:Analysis of the A(010)^3Σ^<(+)> and A(010)^3Σ^<(-)> States" Journal of Molecular Spectroscopy. 167. 353-364 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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