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乱流素過程の新しいモデルの提唱と検証

研究課題

研究課題/領域番号 06231212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸大学

研究代表者

中山 昭彦  神戸大学, 工学部, 助教授 (30237458)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード一点完結モデルの検証 / 非局所モデル / 数値シミュレーション / 非平衡せん断流 / LESシミュレーション
研究概要

平成5年度の研究では既存の実験データ及びシミュレーション結果を用い、主に一点完結モデルである2方程式乱流モデルでの2・3の要素についての検証を行ったが、平成6年度はその結果に基にすると伴に、独自のLESシミュレーション計算も行い、モデリングの素過程に導入出来る新しいモデルの構築、提案を行う事に重点を置いた。対象とする流れは、相似則で表わせ難い、また普遍的モデルの適応が困難とされている非平衡せん断流、発達の急なせん断流れに注目した。
主な進展状況は
1.平成5年度の研究では既存のシミュレーションデータを用い、一点完結モデルに必要で非平衡せん断流で重要になる拡散項に注目し、非局所モデルの詳細検討を行ったが、引き続きそれを一般化し、乱流モデルの他の項にもその概念を適用した。
2.LES計算プログラムを完成させ、2・3のケースで実行した。モデル構築に直接重要になる流れについては予備的ではあるが結果が得られた。
3.これらの検証およびシミュレーション結果を基に、既存のモデルに導入すべき改良点の検討を行った。非局所性と間欠性に重点を置いたが、非局所性については導入法を積分表示によるものと楕円型方程式によるものとの検討を行った。間欠性の導入は具体的な方法を2・3試みたが適当は方法はまだ検討中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 中山 昭彦: "造波装置による自由水面流の解析" 水工学論文集. 38. 505-510 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] E.E.Yang: "Mean Pressure Distribution and Drag Coefficient of Wire-Wrapped Cylinders" Trans.ASME J.Fluids Engnrng.116. 376-378 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] A.Nakayama: "Characteristics of Asymmetric Turbulent Near Wakes" Physics of Fluids. 6. 2430-2439 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 中山 昭彦: "平板後縁流れのLESシミュレーションの試み" 第26回乱流シンポシウム講演論文集. 346-349 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] A.Nakayama: "Performance of the k-ε Model in Computation of Asymmetric Turbulent Near Wakes" AIAA Journal. 32. 1925-1926 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 中山 昭彦: "LESによる有限厚非対称平板後流のシミュレーション" 第8回数値流体力学シンポジウム講演論文集. 229-232 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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