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対話文における、いわゆる「助詞の脱落」に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06232103
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京女子大学

研究代表者

丸山 直子  東京女子大学, 文理学部, 助教授 (00199936)

研究分担者 桑畑 和佳子  情報処理振興事業協会, 技術センター, 研究員
橋本 三奈子  情報処理振興事業協会, 技術センター, 研究員
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード無形表示 / 格の認定 / 結合価 / IPAL / 主題性
研究概要

「助詞の脱落」と言われている現象に対して、以下の三点を目標に、研究を進めている。
(1)無形の格表示における格の認定
(2)文法全体の中で、無形の現象を位置づける
格表示以外のものも含める
無形表示の機能を探る
(3)書き言葉と話し言葉の違いを明らかにする
本年度は、昨年度採取した『平成3年度音声の知的処理に関する調査研究報告書』記載のデータベースにおける無助詞格成分のデータをもとに格認定の手続きを考えるとともに、(2)について、特に無助詞格成分の主題性という観点から研究を進めた。主題性の問題は、(1)の問題とも絡んでくる。主題性の高い用法においては、格の認定が困難なものもある。
係助詞ハ・格助詞ガ(ヲ・ニ)・無形には、それぞれ役割があると思われる。それをまとめると、以下のようになろう。
ハ:題目提示・対比
ガ(ヲ・ニ):格表示・総記
無形:単なる格助詞の省略・取り出し
ハによる題目提示と無形による取り出しとはかなり性格の異なるものではないかと考える。ハのようにあらかじめ措定してあるのではなく、発話の時点で取り出し設定するのが、無形の「取り出し」の機能である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 丸山 直子: "話しことばにおける無助詞格成分の格" 計量国語学. 19巻8号. 365-380 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-06-07  

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