研究課題/領域番号 |
06235101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
倉光 成紀 大阪大学, 理学部, 教授 (60153368)
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研究分担者 |
与那覇 和雄 琉球大学, 農学部, 助教授 (50101184)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 触媒反応機構 / 基質認識機構 / 蛋白質工学 / 部位特異的変異法 / caged化合物 / アミノ基転移酵素 / X線結晶解析 / ラウエ法 |
研究概要 |
1.caged化合物の光分解反応の検討 昨年度に続き、種々のcaged化合物の光分反応について、pH・照射光の波長・照射光の強度依存性を解析した。 2.光照射及び反応追跡用装置の試作 1.の結果を基にして、caged化合物を光分解させ、その後の酵素反応を追跡するための、反応追跡用装置を試作した。この装置をレーザー光装置に装着することによって、光軸合わせ等の煩雑な測定機器の調整が不要となる上、蛍光スペクトル・吸収スペクトルの同時測定も可能となった。 3.溶液中における酵素反応過程の解析 結晶中の酵素反応過程を時間分割ラウエ法で解析するために、2種類の酵素(アスパラギン酸アミノ基転移酵素、および、ω-アミノ酸:ピルビン酸アミノ基転移酵素)の溶液中における基質との反応過程をストップトフロー法で解析した。アミノ基転移酵素については、時分割ラウエに適した変異型酵素を、部位特異的変異法・キメラ酵素作製法により調整した。また、ω-アミノ酸:ピルビン酸アミノ基転移酵素については、ラウエ法による測定と同条件下デ、セレノヒポタウリンその他の基質との反応をストップトフロー法を用いて解析した。
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