研究課題/領域番号 |
06235205
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
相原 茂夫 京都大学, 食糧科学研究所, 助教授 (20027197)
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研究分担者 |
柴田 克己 大阪国際女子大, 人間科学部, 教授 (40131479)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | リゾチウム / スペースシャトル / 宇宙ステーション / 微小重力 / 結晶成長 / タンパク質 / X線回折 / ロッキングカーブ |
研究概要 |
宇宙ステーション「ミール」を利用して宇宙の微小重力空間において20℃、ハンギングドロップ法によりリゾチウムの結晶成長実験を行った。58日間の結晶化で2つの異なる結晶化条件で本酵素の結晶形の異なる3種類の単結晶を結晶化することに成功した。特に、斜方晶に属する単結晶が硝酸ナトリウムを用いた条件で晶出したのは今回が初めてである。この結果は、宇宙における微小重力下では、わずかの結晶化条件の違いが結晶核の生成に影響することを示唆している。 一方、スペースシャトルによる宇宙実験(STS-63)では、リゾチウムの良質の結晶を調製することができた。しかし、X線回折実験までの期間が長くなったため、本結晶のロッキングカーブを作成し、地上で得られた結晶と比較したが期待していたほどの結果は得られなかった。宇宙で成長したタンパク質単結晶を日本で解析するまで品質の劣化を防止できるような結晶化容器(フライトモデル)の改良・開発を並行して進める必要性がある。
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