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遺伝子工学的手法による時間分割ラウエ法に適したボヌクレアーゼの開発

研究課題

研究課題/領域番号 06235215
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関星薬科大学

研究代表者

入江 昌親  星薬科大学, 薬学部, 教授 (70061265)

研究分担者 岩間 正典  星薬科大学, 薬学部, 講師 (50130753)
扇 和子  星薬科大学, 薬学部, 助教授 (90061291)
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードリボヌクレアーゼ / 反応機構 / 塩基認識機構 / 遺伝子工学 / 時間分割ラウエ
研究概要

1.RNase Rhの改変体中本年度計画に記したW491に加えてK108Lを酵母中で発現し、2段階のカラムクロマトグラフィーで大量に作成しX線結晶解析のグループに供給した。K108L改変体は基質であるdinucleosidephosphate、XpG(XはA,G,U,Cのいずれか)に対するKmがnative酵素と変わらず最大速度が3%と減少しており、同様に高分子基質RNAに対する活性が低下しKmの値が変化しなかった。K108L改変体はケージが基質と結合能があり時間分割ラウエ法に適した改変体と考えられる。RNase Rhの塩基認識部位を構成するY57の改変体についてはAla,Ile,Gly,Val,Met,Phe,Trp等の改変体を作成したが、これらのあるものは低分子基質に対しては活性の減少を見せるが、高分子基質に対して活性の減少が少なく本研究に適したものを見つけることが出来なかった。
2.RNase S-S-peptide系を利用した実験。S-peptideのHis12→Pheの改変体は化学合成で作成した。これにS-proteinを加えても1%以下の酵素活性を示しており、ラウエ法に適したサンプルと考える。
3.従来RNase A cDNAは大腸菌で発現しているが、発現量が少なく問題があるので、RNase AをコードするcDNAを取得しこれを酵母中で発現すべく、この準備を進めている。RNase AにはN-グルコシドを結合する事の出来る配列が存在し酵母での発現時に大量の糖鎖が結合しX線結晶解析、活性の測定の妨げとなることが予想されるのでこの糖鎖配列除去と酵母でのシャトルベクターへのつなぎ換えを行いつつある。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Ohgi: "Role of Lys108 in the Enxymatic Activity of RNase Rh from Rhizopus niveus." J.Biochem.117. 27-33 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] H.Yagi: "Purification of a base non-specific acid ribonuclease from bullfrog(Rana catesbeiana)." Biol.Pharm.Bull.18. 219-220 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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