研究課題/領域番号 |
06241106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
足立 吟也 大阪大学, 工学部, 教授 (60029080)
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研究分担者 |
金里 雅敏 東北工業技術研究所, 主任研究員
平尾 一之 京都大学, 工学部, 助教授 (90127126)
坂本 政臣 山形大学, 理学部, 教授 (20036445)
安田 源 広島大学, 工学部, 教授 (00028200)
奥脇 昭嗣 東北大学, 工学部, 教授 (70005320)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
57,800千円 (直接経費: 57,800千円)
1996年度: 19,800千円 (直接経費: 19,800千円)
1995年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
1994年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
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キーワード | 希土類錯体 / 気相錯体 / 複核錯体 / 機能性材料 / 磁性材料 / 発光材料 / メソポア材料 / ホールバーニング |
研究概要 |
本研究班では、分子・原子レベルで高度に規定された希土類錯体を前駆体とする新しい材料化プロセスを開発することを目的としている。今年度に得られた成果は以下の通りである。 (1)希土類塩化物とアルミニウム塩化物などとの気相錯体の形成を利用し、希土類の主要原料であるバストネサイトからの同元素の気相抽出および輸送プロセスについて検討を加え、同プロセスが希土類の分離精製に有効であることを明らかにした。また、希土類錯体を無機-有機混合マトリックス内に導入した複合型蛍光体を作製し、これらが良好な発光特性を示すことを明らかにした。 (2)希土類錯体を前駆体として希土類ラブドフェン化合物を合成すると共に、応用としてその薄膜の蛍光特性を測定し、新規蛍光材料としての可能性を検討した。 (3)希土類錯体とピッチとの複合体を水蒸気賦活することにより、メソポア領域の細孔が発達した活性炭繊維を昨年に続き作製すると共に、これらの生成機構ならびに吸着特性を明らかにすることに成功した。 (4)希土類-遷移金属系二核錯体を合成し、金属イオン同士の磁気的相互作用を明らかにした。その結果、GdCu錯体の磁性は分子内の強磁性的相互作用により説明できると結論された。 (5)希土類を含むガラスの励起状態吸収を、Laser-Flash Pump-Probe分光法を用いて直接観測することに成功した。 (6)希土類錯体とサリチルアルデヒドとの反応を調べ、希土類による反応性および反応生成物の違いを明らかにし、より効率的な希土類相互分離の可能性を明らかにした。
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