研究課題/領域番号 |
06241220
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
和田 智志 東京農工大学, 工学部, 助手 (60240545)
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研究分担者 |
鈴木 健之 東京農工大学, 工学部, 教授 (70092559)
野間 竜男 東京農工大学, 工学部, 講師 (20180771)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1994年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 錯体重合法 / 希土類錯体 / 水酸アパタイト / 湿度センサー / 光センサー / セラミックス |
研究概要 |
本研究は希土類が均質に置換固溶した水酸アパタイトセラミックスを合成し、その光駆動湿度センサーへの利用を図ることを目的としている。本年度の研究成果を以下に要約する。 1,[P(CH_2OH)_4]Clを原料として高純度な重合化剤トリスドロキシメチルホスフィンの合成に成功した。純度99.5%以上のトリスドロキシメチルホスフィン結晶が合成された。 2,カルシウムと希土類のキレート錯体をトリスドロキシメチルホスフィンで重合させ、それをもとに希土類添加水酸アパタイトセラミックスの合成に成功した。ディップコート法により厚さ1μm程度の平滑な薄膜を生成した。トリスドロキシメチルホスフィンを用いた錯体重合法は本研究が初めて成功したものである。また、従来のゾルゲル法よりもセラミックス中の希土類元素の分布が均一であることがわかった。 3,現有のレーザー光源をもとに、「その場」測定のための専用の光学系を組み立てた。 4,希土類添加水酸アパタイトを各湿度下で「保持後」、FTIRによりその光学的特性を評価した。湿度と希土類イオンの濃度に対応したセンシング特性が得られた。本研究で合成した膜はゾルゲル法による膜に比べて、FT-IRのピークがシャープであり、希土類元素の分布がより均一であることに対応していると考えられる。また希土類は水酸アパタイト中のカルシウムと最大4%まで置換固溶することが明らかになった。
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