• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

チオエナミドの結晶中光反応

研究課題

研究課題/領域番号 06242201
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

青山 弘  筑波大学, 化学系, 助教授 (70015569)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード光化学反応 / 結晶状態 / 環化反応
研究概要

エナミドは溶液中の光反応により環化生成物を与えることは良く知られている。この反応はヘテロは原子を含む6員環化合物を生成する反応なので合成化学的にも有用であり、アルカロイドの合成にも利用されている。この反応を結晶状態で行うと溶液中の反応に比べ収率もよく、立体選択性も高いことが明らかになった。N-アロイルエナミドやα,β-不飽和カルボン酸のアニリドなど種々の構造のエナミド誘導体について反応を行ったところ、この結晶中光反応は一般性があることが明らかになった。種々のエナミドについてX線結晶構造解析を行い、その結晶構造と結晶中光反応との関係を調べたところ、反応するエナミドでは、結合生成がおこる原子の間の距離は短くなっており、その光反応性を合理的に説明できた。しかし、この距離が短い場合でも結晶中光反応をおこさないエナミドもあり、これらの化合物の結晶においては、反応による分子の変形を許容する空間がないため反応がおこらなかったと考えられる。エナミドの酸素原子をイオウ原子に変えチオエナミドについても同様に結晶中光反応をおこなった。一般にチオエナミドはエナミドより結晶性が良く、長波長領域に吸収を持ち高圧水銀灯の光を有用に吸収するため、反応は効率良く進行し高収率で環化生成物を与えた。いくつかの鎖状チオエナミドは、溶液中の光反応でC-N結合の開裂による生成物を与えるのにたいし、結晶中光反応では選択的に環化生成物がえられた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hiromu Aoyama,他5名: "Photochemical Synthesis of Tricyclic β-Lactams and their Isomerization to β-Thiolactones" Journal of Chemical Society,Perkin Transaction I. 2983-2986 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2025-11-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi