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高等植物における硫黄同化に関する遺伝子群の組織化と分子制御

研究課題

研究課題/領域番号 06259203
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

斉藤 和季  千葉大学, 薬学部, 助教授 (00146705)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1994年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード硫黄同化 / トランスジェニック植物 / システイン生合成
研究概要

【目的】システイン合成酵素(CSase)は高等植物の硫黄固定経路における鍵酵素であり、オルガネラ局在性が異なる3種のisozymeが存在することが知られている。演者らは、これらの生合成経路の分子レベルでの解明を目的としてCSase遺伝子のクローニングを進め、ホウレンソウからそれぞれ細胞質、葉緑体に局在するCSaseA、CSaseB、及びミトコンドリアに局在すると考えられるCSaseCのcDNAのクローニングに成功している。本研究では、CSaseB、CSaseCのトランジットペプチド(TP)配列のタンパク輸送機能を明らかにすることを目的とし、TP遺伝子のトランスジェニック植物での発現と解析を行った。
【方法・結果】CSaseB、CSaseC、ribulose-1,5-bisphosphate carboxy-lasc/oxyenase small subunit(rbcSS)のTP遺伝子配列とβ-glucuronidase遺伝子(GUS)とのキメラ遺伝子をタバコに導入し、GUSを発現レポーターとして解析を行った。トランスジェニックタバコ(CSB-TP/GUS、CSC-TP/GUS、SS-TP/GUS)再生体のオネガネラ分画を行い、GUS活性及びウェスタンブロット解析を行った。CSB-TP/GUS、SS-TP/GUSについては、緑葉の葉緑体画分に活性が局在していることが示された。pre-CSascBタンパクがTPにより葉緑体に輸送されることが明らかにされ、即ち、CSaseBに関する以前の生理学的な知見が再確認された。一方、CSC-TP/GUSについては、非光合成細胞(根)に高い活性が認められ、緑葉中の活性は分化に伴い減少した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Saito,et al.: "Isolation and characterization of cDNA that encodei a putateve" Journal of Biological chemistry. 269. 28187-28192 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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