研究課題/領域番号 |
06265214
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山本 健一 金沢大学, がん研究所, 教授 (60115285)
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研究分担者 |
清水 弘子 金沢大学, がん研究所, 助手 (20126585)
中山 耕造 金沢大学, がん研究所, 助手 (70192680)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 免疫制御 / NF-kB / インヒビター / p53 / CDK / ロイシンジッパー / 蛋白相互作用 |
研究概要 |
NF-kBは種々のサイトカインやそのリセプター及び組織適合抗原等の免疫制御に関わる複数の遺伝子の発現調節に重要な役割を果しており、さらにCD40やCD28等のT-B細胞間相互作用に重要な膜蛋白のシグナル伝達やアポトーシスへの関与も示唆されている。又、その異常はリンパ系の腫瘍の発症と関連している。我々は、リンパ球の分化・増殖、特にアポトーシスの分子過程やT-B細胞間相互作用におけるNF-kBファミリーの役割についてさらに明らかにすることを目的として、(1)NF-kBの重要な制御因子のp105(NF-kBのp50サブユニットの前駆体)の活性制御に、細胞周期制御に中心的な役割を果たしているcyclin-dependent kinase(CDK)が関与しており、このCDKを介するNF-kBの活性化のシグナル伝達機構は、IL-1等の炎症性サイトカインによるものとは異なること(MCB 投稿中)、(2)リンパ球の分化・誘導やアポトーシスにおいて重要な役割を果たしているp53の遺伝子の発現にNF-kBが関与していること(MCB 投稿中)、等リンパ球の増殖制御、特に分化・誘導やアポトーシスへのNF-kBの関与を明らかにした。さらに、(3)NF-kBの重要な制御因子のp105と相互作用する新しいT細胞因子をクローニングすることができた。この因子はロイシンジッパー構造を持ち、T細胞特異的に発現しており、現在さらにその構造及びTリンパ球の分化・増殖及び免疫反応制御、特にT-B細胞間相互作用における役割について解析を進めている。
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