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中枢神経系特異的遺伝子の神経発生における役割

研究課題

研究課題/領域番号 06268215
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関(財)東京都臨床医学総合研究所

研究代表者

濱田 博司  財団法人東京都臨床医学総合研究所, 化学療法研究部門, 研究員 (00208589)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード神経発生 / 細胞分化 / 転写因子
研究概要

P19胚性腫瘍細胞の神経細胞への分化誘導には、Brn-2と呼ばれるPOU転写因子の活性化が不可欠である(しかしBrn-2のみでは充分ではない)。本年度は,Brn-2により制御される遺伝子,及びBrn-2とは独立した経路で活性化される神経細胞誘導時に特異的遺伝子群を,高感度なSubtraction法を用いて系統的に選択し,得られた遺伝子について解析を進めた。5x10^5のcDNAライブラリーを大規模にスクリーニングした結果,神経細胞への分化誘導初期に発現されてくる新規遺伝子を多数(現時点で21種)単離することができた。興味あるHomologyを有し機能が予測されるものも幾つか含まれていた(例えば、転写制御因子、細胞間相互作用因子、細胞骨格結合蛋白、P450など)。Brn-2(-/-)のマウス(野田哲夫氏,癌研より供与)や変異P19細胞株を用いることにより,そのうちの数種類はBrn-2の下流に位置する遺伝子と判定された。得られた21種の遺伝子の神経発生過程における発現を,Whole mount in situ hybridizationで調べた所,ほとんどのものは神経管に特徴的な発現を示した。これら21種の遺伝子について,全構造を決定するとともに(5種については終了した),神経発生における発現部位・時期をより詳細に調べつつある。また近い将来標的組み換えを用いて機能を解析するための準備として、それぞれの染色体遺伝子を単離した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 濱田博司: "オクタマ-結合因子" 臨床科学. 30. 1455-1458 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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