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発生工学を基礎とした細胞分化機構の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06268216
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

鍋島 陽一  国立精神・神経センター, 神経研究所・遺伝子工学, 部長 (60108024)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1994年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード標的組み換え / MyoD family / 筋分化 / myogenin / loxP / Cre-リコンビネース
研究概要

標的遺伝子組み換えによる遺伝子のノックアウト、外来遺伝子の導入によるトランスジェニックマウスの作成を行い、下記に列記すうような成果を既ににあげており、その技術の確立と普及に努めてきた。さらに基礎となるリコンビネース遺伝子とその認識配列の構築、培養細胞を用いた予備実験、対象遺伝子の分離とターゲッティングベクターの構築を行っている。
1)筋分化制御因子myogenin遺伝子の標的組み換えによるノックアウトとその変異表現型の解析を行い、Myogeninが筋細胞分化を制御していることを証明した。また、ノックアウトマウスより調製した初代筋芽細胞の性質の解析、ノックアウトマウス個体における筋分化制御遺伝子の発現を解析することにより筋細胞系譜の細胞には幾つかのポピュレーションが存在し、特にMyogeninが欠失していてもMRF4が発現することにより筋管細胞へと分化することをしめした。
2)Na^+/H^+アンチポーター遺伝子を強く発現するトランスジェニックマウスを作成し、このマウスが食塩負荷により高血圧となることを証明した。
3)loxP配列を両端にもつNeo-TKカセット、核移行シグナルをN端にもつリコンビネースを発現するベクターを作成した。また、リコンビネースを筋特異的にあるいは神経細胞特異的に発現するプロモーターの下流につなぎ、発現ベクターを作成し、トランスジェニックマウスを作成している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Lyohei Sekido et al.: "The crystallin enbncer-birnding protein EFI is a repessor of E2-Box medicted gene activation." Mol.Cell.Biol.14. 5692-5700 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Makoto Kuro re al.: "Salt Sensitive Hypertemaion in transgenic mice oreuxpressing Na^+-protein exchanger." Circalation Reseach. 76. 148-153 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 鍋島陽一: "筋発生の分子機構" 蛋白質・核酸・酵素. 40. 101-113 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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