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マウス胚発生過程で特異的に働く遺伝子群の解析

研究課題

研究課題/領域番号 06270212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

大久保 公策  大阪大学, 細胞生体工学センター, 助教授 (40233069)

研究分担者 中井 謙太  岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助手 (60217643)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1994年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードマウス / 胚 / 発生 / 遺伝子発現
研究概要

1)微量の材料からのcDNAライブラリーの作製
胚発生解析のために、cDNAライブラリー作製の微量化をおこない、0.1μgのTotal RNAから解析に必要なコロニー数を得る事が出来た。これは、従来法に比べ100〜1000倍の微量化である。この方法を用いて、約30個の8細胞胚より、ライブラリーを作製した。
2)cDNAの部分配列決定
無作為の抽出によるcDNAクローンのTagシーケンシングを行い、前述の8細胞の他、脱落膜組織、7.5日胚(全体)、17.5日脳等からそれぞれ約1000クローンのTagシーケンスを得た。いずれのライブラリーでも1000クローン中には約600種の異なった遺伝子配列が見いだされ、それぞれの配列を遺伝子配列バンクに対して検索したところ、約70%が新規の遺伝子であった。
3)データ整理及び検索システムの構築
上記データを、配列ID-各ライブラリーでの発現頻度-塩基配列というカード状のデータベースにまとめ、さらにそれを電子メイルで検索出来るシステムを構築した。今後も発生の各段階で可能な限り胚を解剖学的に分断して同様なTagシーケンシングをつづけることで、このデータベースを拡大すると、各配列は無関係な細胞で共通に発現しているハウスキーパ-群と、組織や時期特異的に発現している遺伝子群に分類されてゆく。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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