研究課題/領域番号 |
06278103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 (1995-1997) 岡崎国立共同研究機構 (1994) |
研究代表者 |
岡田 清孝 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50101093)
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研究分担者 |
福田 裕穂 東京大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10165293)
町田 泰則 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80175596)
飯田 滋 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (30012777)
田坂 昌生 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (90179680)
松岡 信 名古屋大学, 生物分子応答研究センター, 教授 (00270992)
杉山 宗隆 東京大学, 理学部, 講師 (50202130)
後藤 弘爾 京都大学, 化学研究所, 助手 (00251489)
河内 孝之 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (40202056)
柿本 辰男 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70214260)
広近 洋彦 農業生物資源研究所分子育種部, 室長
長戸 康郎 (長戸 泰郎) 東京大学, 農学部, 教授 (10143413)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
255,500千円 (直接経費: 255,500千円)
1997年度: 78,000千円 (直接経費: 78,000千円)
1996年度: 67,000千円 (直接経費: 67,000千円)
1995年度: 58,000千円 (直接経費: 58,000千円)
1994年度: 52,500千円 (直接経費: 52,500千円)
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キーワード | 植物器官形成 / 細胞分化 / 細胞間シグナル伝達 / シロイヌナズナ / タバコ / イネ / 転写制御因子 / 突然変異体 / 花芽形成 / ホメオボックス遺伝子 / 植物形態形成 / 植物器官プラン / トランスジェニック植物 / シグナル伝達 / 転写因子 / 植物器官 / 形態形成 / 遺伝的プログラム / 転写調節因子 / 遺伝子導入 / 分子生物学 / 分子遺伝学 / トランスポゾン / 器官発生 |
研究概要 |
岡田は、シロイヌナズナ変異株から側根の形成と伸長を抑制するHY5遺伝子、根毛形成を促すCAPRICE遺伝子を単離して、その作用機構を明らかにした。飯田は、アサガオ花弁のキメラ斑形成を支配する易変性色素合成遺伝子を単離し、変異誘発遺伝子を同定した。杉山はカルスから根やシュートが再分化する過程を多数の突然変異体を分離して詳しく解析した。柿本はサイトカイニン受容に関わる突然変異体を多数単離し、原因遺伝子として膜結合型キナーゼをコードするCKI1遺伝子を見出した。河内は、茎頂で特異的に発現する遺伝子の中に新たな膜結合型キナーゼを見つけた。田坂は茎頂分裂組織の形成に関わる突然変異体を解析し、原因遺伝子CUC1を単離して詳しく解析した。また、重力屈性変異体を多数単離してその機構を調べた。橋本は葉や根がねじれる突然変異体から、その原因となったSPR1遺伝子を単離して解析した。福田は葉肉細胞が維管束道管細胞に分化転換する過程を遺伝子レベルで詳細に解析し、道管形成の最終段階でのプログラムされた細胞死にはブラシノステロイドと液胞の崩壊が重要であることを示した。町田はシロイヌナズナのトランスポゾンによる変異誘発系を構築し、得られた形態形成突然変異体から、メリステム構築に関わるJAM遺伝子や葉の分化を制御するALE遺伝子を単離した。後藤はジフテリア毒素遺伝子を用いて花器官の領域が決定される機構を解析した。広近はイネにおけるレトロトランスポゾンの転移機構を解析して多数のノックアウトラインを作製し、穂発芽や葉の斑入りなどの突然変異体を得て原因遺伝子を解析した。松岡はイネのホメオボックス遺伝子の構造と機能を詳細に調べ、その変異が矯性や葉の形態異常をもたらすことを示した。
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