研究課題/領域番号 |
06282123
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 愛知県がんセンター |
研究代表者 |
高橋 利忠 愛知県がんセンター, 研, 副所長 (00124529)
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研究分担者 |
中山 睿一 岡山大, 医・寄生虫, 教授 (60180428)
西村 孝司 東海大, 医・免疫, 助教授 (30143001)
遠藤 啓吾 群馬大, 医・核医学, 教授 (10115800)
益子 高 東北大, 薬・遺伝子薬学, 助教授 (30157200)
日野田 裕治 札幌医大, 1内, 講師 (10165128)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
1994年度: 16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
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キーワード | モノクローナル抗体 / 細胞障害生T細胞 / 主要組織適合抗原複合体結合ペプチド / イディオタイプネットワーク / バイスペシフィック抗体 / 養子免疫療法 / 画像診断 / アンチセンスDNA・RNA |
研究概要 |
本年度の主たる成果は次の様である (1)TL^+皮膚で免疫されたマウスはTL抗原を腫瘍抗原として認識すること、また細胞障害性T細胞(CTL)のTL抗原の認識にはTL拘束性が認められること等を示した。(高橋) (2)マウスRL♂1白血病固有抗原に対するCTLが認識する抗原ペプチドを同定し、Akt癌遺伝子産物との関連を明らかにした。(中山) (3)MAGE遺伝子群は消化器癌、肺癌、卵巣癌等にも広く発現していること、またリコンビナントMAGE-1とのin vitro混合培養により、CTLの産生が可能であることを示した。(伊東) (4)抗GM3抗体に対する抗イディオタイプ抗体、及びc-erbB-2産物に対するマウス・ヒトキメラ抗体の抗腫瘍活性をヒト腫瘍ヌードマウス移植系を用いて示した。(日野田) (5)ヒト頭頸部癌に於いてシリアルLewis^a抗原の発現を示すとともに、本抗原を標的にしたバイスペシフィック抗体療法の可能性を示した。(西村) (6)^<99>Tm標識抗CA125抗体を用いて卵巣癌の、また^<99>Tm標識抗NCAM抗体(NE150)を用い、肺小細胞癌の画像診断を試みた。(遠藤) (7)増殖関連抗原gp125の遺伝子導入トランスフェクタントでは、増殖促進が認められること、またアンチセンス オリゴヌクレオチドは本細胞の増殖抑制効果を示すことを明らかとした。
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